カシオの電子辞書EX-word XD-SR4900(英語強化モデル、2019年発売)とXD-SX4900(英語強化モデル、2020年発売)の違いを、辞書・色・機能・価格などについて詳しく解説します。お得に購入できるお店もご紹介します。
収録辞書・参考書類の違い
早速ですが、まずは収録されている辞書類から。
どちらも6教科14科目に対応した辞書・参考書類がそろい、毎日の授業の予習・復習・大学受験・留学準備に使えます。
XD-SR4900(2019年発売)には235コンテンツ、XD-SX4900(2020年発売)には240コンテンツ収録。
難関大学入試問題集、TOEICの英文を読むのにも使える大英和辞典の『リーダーズ英和辞典』と『リーダーズ・プラス』(見出し語数は27万語+19万語の、合わせて46万語)、大学生や社会人でも使える詳しい文法書『ロイヤル英文法』、TOEIC・TOEIFL攻略の参考書と問題集など、特に英語系のコンテンツが豊富です。
XD-SR4900と、XD-SX4900の収録コンテンツの差分を抜き出してみると、以下のようになります。
▼ XD-SR4900 にはあり、XD-SX4900 にはないもの
TOEIC®テスト 新形式問題 やり込みドリル
TOEIC® L&Rテスト 至高の600問▼ XD-SX4900 にはあり、XD-SR4900 にはないもの
総合英語 Evergreen
Vision Quest 総合英語 2nd Edition
GTEC® 総合対策ガイドブック
GTEC® 過去問題集 Basic
GTEC® 過去問題集 Advanced
TEAP英単語ターゲット
和英:日本の文化・観光・歴史辞典[改訂版]
キクタン GTEC®
2020年度の大学入学共通テストに民間英語検定の利用計画があったためか、XD-SX4900では、TOEIC対策のコンテンツが8から6に減って、代わりにGTEC対策とTEAP対策のコンテンツが追加されています。
GTECを英語力の測定用として採用している高校もあり、また私立大学では英語外部試験利用入試を実施するところも多く、これらを勉強したい人には便利です。
『総合英語 Evergreen』は、『総合英語 Forest』の後継で、英文法のルールを分かりやすく、ていねいに説明してあります。基本から順に章立てし、確認の項を設けるなど、学習しやすいレイアウト。イラストや概念図も多く、『ロイヤル英文法』などではイヤになってしまうような詳しい内容もすんなり学習できます。
文法嫌いの人にも分かりやすく、TOEIC受験などを控えた社会人にも人気の高い文法解説書です。いろいろ調べなくても一冊で理解できるので重宝します。
収録数:全25章 / 457項目 / 図版:約160点 / 音声:約850点 / ネイティブ発音
『Vision Quest 総合英語』は、基礎から受験まで分かりやすく説明されている総合英語参考書です。文法項目をイラストや図表を使いビジュアル化して説明。英作文の間違いやすいポイントの解説や、入試問題の収録、語法のページの新設、「英語の全体図」と「各章扉の体系図」を掲載、複数の章にまたがる項目を横断して説明などの工夫がされています。
収録数:全25章 / 336項目 / 図版:約90点 / 音声:約870点 / ネイティブ発音
他には細かいところで言うと、いくつかの辞書と、ラジオ英会話の版が新しくなっています。
電子辞書本体とタッチペンの色
XD-SR4900、XD-SX4900 ともにホワイト、ブラック、グリーンの3色展開です。
▼ XD-SR4900
▼ XD-SX4900
タッチペンはXD-SR4900がコーラルピンク、XD-SX4900はペールブルーに替わりました。
電子辞書本体の機能の違い
XD-SX4900(2020年発売)になって改良された点は次の6つです。
- 最初の画面がカラフルになった
- キーボードの文字が少し大きくなり、見やすくなった
- 単語登録などに使える本体記憶容量が200Mから500Mに増えた
- 液晶画面にブルーライトカット機能がついた
- Wi-Fi 接続できるようになった
- 辞書の検索履歴機能がパワーアップした
それぞれ詳しく見ていきます。
XD-SR4900とXD-SX4900の画面の違い
▼ XD-SR4900
▼ XD-SX4900
XD-SX4900では、最初の画面のアイコンが青に赤が加わって2色になり、壁紙が11種類から選べるようになりました。
XD-SX4900のブルーライトカット機能
ブルーライトカット機能をONにすると、液晶画面のブルーライトを約30%カットできます。黄味を帯びて、目が疲れにくくなります。
設定方法は、ホーム設定――液晶パネル――ブルーライトカット設定とたどって、ONを選びます。
XD-SR4900にするなら、液晶保護シートを購入する際に、ブルーライトカット機能の付いたものにするといいですね。
Wi-Fi 接続で、できるようになったこと
追加コンテンツ(辞書)を購入した際に、PCやスマホを経由することなく、直接ダウンロードできるようになったことです(インターネットに接続して他のコトはできませんので、勉強に集中できます)。
XD-SR4900の場合、追加コンテンツ(辞書)は、別売りのUSBケーブルで電子辞書とPCとをつないで転送するか、microSDカード版を購入して、電子辞書側面のスロットに挿入して追加します。microSDカード版の追加コンテンツは、Amazonなどの通販サイト、カシオのホームページ、大学生協などで購入できます。
EX-word(エクスワード)は乾電池で駆動するので、スマホのようにバッテリーが劣化することもなく、辞書本体も丈夫で10年はもちます。英語系の辞書はXD-SR4900、XD-SX4900ともに大学生・社会人になっても十分な内容ですので、ダウンロードまたはmicroSDカードで第二外国語の辞書を追加すれば、大学生になっても使えます。
XD-SX4900の履歴機能
XD-SR4900でも、一度検索した語は履歴が残りますが、すべての辞書の履歴が混在した履歴のみです。
XD-SX4900では、同じく一括の一覧と、辞書別の一覧とを、切り替えて表示できるようになり、さらに学習英和辞典などでは、引いた回数が辞書画面にも表示されるようになりました。
価格の違い
電子辞書本体の色によって値段が違いますが、最安値は
XD-SR4900がAmazonで31,900円、
XD-SX4900がAmazonで32,200円です(2021年4月15日現在)。
また現在Amazonでは、XD-SX4900に「カラフル付箋」または「マスクケース」のついたオリジナルセットがお買い得です。
5月31日まで、35,000円が500円引きクーポン+350ポイントつき、実質34,150円で購入できます(在庫限り)。
□¥500 OFFクーポンの適用 にチェックを入れてから、カートに入れてください。
在庫が少なくなっている色もあるので、ご購入はお早めに。
<EX-word XD-SR4900>
⇒ XD-SR4900 ホワイト Amazonで最安値を見る
⇒ XD-SR4900 ブラック Amazonで最安値を見る
⇒ XD-SR4900 グリーン Amazonで最安値を見る
<EX-word XD-SX4900>
⇒ XD-SX4900 グリーン Amazonで最安値を見る
⇒ XD-SX4900 ブラック Amazonで最安値を見る
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