2014年1月に発売されたカシオの電子辞書エクスワードXD-U4800は、
昨年モデルの収録辞書を改善し、さらに録音機能が追加されています。
電子辞書でここまでできるようになったのには驚きです。
おすすめは、自分の英語の発音を録音して、収録されている外国人の発音と聞き比べること。
この聞き比べというのは、高校時代に私もやっていました。
少し時間がかかりますが効果はバッチリです。
お手本を聞いて発音しているだけだと「なんとなく」になってしまい、
これでいいのかどうかよく分かりませんが、
並べて聞かされれば、違いは歴然。
聞き比べて、自分の発音のどの音がどう違って聞こえるのかが分かると、
そこに注意が向いて、その場で直していけるのです。
自分の発音が直ると、不思議と聞き取りも楽になりました。
今、考えると当然なんですが、自分にとって簡単に発音ができる音というのは、
簡単に聞き取れますよね。日本語と同じように。
聞き比べは、スピーキング対策だけではなく、リスニング対策にも大いに役立ちました。
使い方は簡単。英和辞書の単語や、英会話の会話文など、練習したいコンテンツを開き・・・
- お手本を聞いて覚える
- 録音モードに変わったら、キーボード左下にあるマイクに向かって発音する
- 聞き比べる
エクスワードXD-U4800やXD-U4900には、
『絶対「英語の耳」になる! シリーズ』『英語の発音がよくなる本』など、
英語の発音の方法(舌の形や、音のつながり方)を言葉と音で説明してある教材も
入っています。
これらに書いてある通りに練習すれば、
当時の私より、ずっと精度の高い学習ができると思います。
それから、自分の発音を録音すると、声の聞こえかたの問題も解消します。
自分が話しているときに聞こえている声は、頭蓋骨を伝わって聞こえる「骨導音」と
空気の振動を通して伝わる「気導音」の合わさった音ですが、
相手に聞こえるのは、もちろん「気導音」のみです。
日本語でも録音された自分の声は細く聞こえますが、
英語では声が細いと非常に聞き取りにくくなるので、まずそこに気付くことが重要です。
少し大げさなくらい「はっきり・大きめに・強弱を意識して」発音すると、
外国人にもよく通じるようになりますね。
就職や昇進などにも英語の運用力が重要視されるようになった昨今、
学校の成績や大学受験だけではなく、将来のために、
使える道具はすべてそろえ、勉強しておいて損はないと思います。
今後、英語の資格試験でもリスニングやスピーキングの能力は
ますます重視されるようになるでしょうし、
実際に仕事で英語を使う場面が増えることは確実です。
早く英語の音に慣れて恐怖心や苦手意識を捨て、できるという実感を持つことが、
英語の習得にとって、何より大切かもしれません。
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